交通事故後に膝が痛い原因とは?歩くと痛む理由や対処法をわかりやすく解説【千葉市】

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この記事は「交通事故の慰謝料完全ガイド」シリーズの一部です。
過失割合について詳しく知りたい方は、総合ガイドをご覧ください。

交通事故のあと、「歩くと膝が痛い」「階段の上り下りで膝がつらい」「事故直後は大丈夫だったのに数日後から膝が痛くなった」このような症状でお悩みの方は少なくありません。
交通事故では、ダッシュボードへ膝をぶつけたり、急ブレーキによる強い力が膝関節に加わったりすることで、骨だけでなく筋肉や靭帯、半月板などにも負担がかかることがあります。
また、事故直後は痛みが少なくても、翌日から数日後に症状が強くなるケースも珍しくありません。
膝の痛みを我慢して無理に歩き続けると、股関節や腰にも負担がかかり、症状が長引く原因になることがあります。
この記事では、交通事故後に膝が痛くなる原因や考えられる症状、放置するリスク、受診のタイミングについてわかりやすく解説します。
交通事故後に膝が痛くなる原因
交通事故後の膝の痛みには、さまざまな原因があります。
膝関節そのものだけではなく、筋肉や靭帯、半月板、神経などに負担がかかることで痛みが現れることも少なくありません。
ダッシュボードへ膝をぶつけた衝撃
交通事故では、正面衝突や急停止によって膝がダッシュボードへ強く当たることがあります。
この衝撃によって打撲だけでなく、膝関節の軟骨や靭帯、半月板に負担がかかることがあります。
事故直後は軽い違和感だけでも、時間が経つにつれて炎症が強くなり、歩くたびに痛みを感じるようになることがあります。
急ブレーキや踏ん張ったことによる負担
事故を避けようとして強くブレーキを踏んだり、とっさに足を踏ん張ったりすると、膝関節には普段以上の力が加わります。
特に追突事故では、踏ん張る動作によって膝周囲の筋肉や靭帯へ大きな負担がかかることがあります。
そのため、事故後に歩き始めや階段で痛みを感じる方も少なくありません。
筋肉・靭帯・半月板への負担
膝の周囲には、関節を支えるための筋肉や靭帯、半月板があります。
事故の衝撃によってこれらの組織が急激に引き伸ばされたり、ねじれたりすることで炎症が起こり、膝の痛みにつながります。
特に次のような動作で痛みが出る場合は、膝周囲の組織に負担がかかっている可能性があります。
・歩き始め
・しゃがむ動作
・階段の昇り降り
・正座
神経への影響
交通事故による衝撃で神経が刺激されると、膝だけではなく太ももやふくらはぎ、足先まで痛みやしびれが広がることがあります。
次のような症状がある場合は注意が必要です。
・足にしびれがある
・力が入りにくい
・長時間歩くと症状が強くなる
・膝だけでなく足全体が重だるい
このような症状が続く場合は、早めに整形外科を受診しましょう。
交通事故後の膝の痛みでよくある症状
膝の痛みは人によって現れ方が異なります。
事故直後から痛みが出る方もいれば、数日経ってから症状が強くなる方もいます。
歩くと膝が痛い
交通事故後によくみられる症状の一つです。
体重が膝へかかることで痛みが強くなり、足を引きずるような歩き方になることがあります。
歩き方が変わることで、股関節や腰への負担も大きくなるため注意が必要です。
階段の上り下りで痛い
階段では膝へ大きな負担がかかります。
特に下り階段で強い痛みを感じる場合は、膝関節や周囲の組織に炎症が起きている可能性があります。
膝の曲げ伸ばしが痛い
膝を深く曲げたり伸ばしたりすると痛みが出ることがあります。
イスから立ち上がる動作やしゃがむ動作で症状が強くなる方も少なくありません。
膝が腫れる
事故の衝撃によって炎症が起こると、膝が腫れることがあります。
腫れが強い場合や熱感を伴う場合は、できるだけ早く整形外科を受診しましょう。
膝がぐらつく・力が入らない
「膝が抜けるような感じがする」
「歩くと不安定になる」
このような症状がある場合は、靭帯や半月板などに負担がかかっている可能性があります。
転倒につながる危険性もあるため、無理に運動を続けることは避けましょう。
交通事故後の膝の痛みは数日後に現れることもある
交通事故では、「事故直後は膝に痛みがなかったのに、翌日から歩くと痛くなった」「数日後に階段の上り下りがつらくなった」というケースも少なくありません。
事故直後は緊張や興奮によって痛みを感じにくくなっていることがあります。また、事故の衝撃によって生じた炎症は時間の経過とともに強くなるため、症状が後から現れることもあります。
さらに、事故後は日常生活の中で歩いたり階段を使ったりすることで、損傷した筋肉や靭帯に負担がかかり、徐々に痛みが強くなることもあります。
「事故の翌日から膝が痛い」
「数日経ってから膝が腫れてきた」
このような症状がある場合は、交通事故との関係が考えられるため、できるだけ早く整形外科を受診しましょう。
レントゲンやMRIで異常なしと言われても膝が痛い理由
交通事故後に整形外科で検査を受け、「骨には異常ありません」と言われたにもかかわらず、膝の痛みが続くことがあります。
これは珍しいことではありません。
レントゲンでは骨折や脱臼の有無は確認できますが、筋肉や靭帯、半月板、腱などの軟部組織は詳しく確認できない場合があります。
また、MRIでも炎症の程度や小さな損傷は画像に写りにくいことがあります。
そのため、検査で異常が見つからなくても、歩くと痛い、曲げ伸ばしで痛い、違和感が続くといった症状が残るケースがあります。
検査結果だけで自己判断せず、症状が続く場合は医師へ相談しながら経過をみることが大切です。
詳しくは、こちらの記事もご覧ください。
詳しくはこちら
膝の痛みを放置するリスク
「歩けるから大丈夫」「そのうち良くなるだろう」と考えて無理を続けると、症状が長引く可能性があります。
交通事故による膝の痛みは、炎症や組織への負担が原因になっていることも多く、適切な対応をせずに日常生活を続けることで悪化する場合があります。
歩き方が変わってしまう
膝をかばって歩くようになると、身体のバランスが崩れます。
その結果、股関節の痛み・腰痛・反対側の膝の痛みなど、新たな症状につながることがあります。
股関節や腰への負担が大きくなる
膝は歩行時の衝撃を吸収する重要な関節です。
膝がうまく使えなくなると、その負担を股関節や腰が補うようになり、別の部位にも痛みが現れることがあります。
膝だけではなく、身体全体のバランスにも影響するため注意が必要です。
痛みが慢性化する可能性がある
炎症が続いたまま無理をすると、痛みが長期間続くことがあります。
日常生活に支障が出るだけでなく、運動不足や筋力低下につながる可能性もあるため、早めの対応が大切です。
保険会社へ説明しにくくなる場合がある
交通事故から時間が経ってから受診すると、事故との因果関係を説明しにくくなることがあります。
「少し違和感があるだけだから」と放置せず、早めに医療機関を受診し、症状を記録しておくことが大切です。
整形外科を受診するタイミング
交通事故後は、膝の痛みが軽くても早めに整形外科を受診することをおすすめします。
特に、次のような症状がある場合は早めの受診が大切です。
・歩くことが難しい
・膝が大きく腫れている
・体重をかけると強く痛む
・膝が曲がらない、伸びない
・膝がぐらつく
・膝から下にしびれがある
また、事故直後は症状が軽くても、後から悪化することがあります。
違和感だけでも早めに医療機関を受診し、必要な検査や診察を受けましょう。
整形外科と整骨院は併用できる?
交通事故後の膝の痛みでは、整形外科で診察や検査を受けながら、整骨院を併用するケースがあります。
整形外科では、レントゲンやMRIなどによる検査、診断、経過観察が行われます。
一方、整骨院では、医師の診断内容や症状に応じて、手技療法や物理療法などが行われることがあります。
通院方法や保険の取り扱いは事故の状況によって異なるため、医師や保険会社へ確認しながら進めることが大切です。
詳しくは、こちらの記事をご覧ください。
詳しくはこちら▶ 交通事故で整形外科と整骨院は併用できる?通院方法と保険会社への対応を解説
よくある質問
交通事故後の膝の痛みは自然に治りますか?
軽い打撲や筋肉の張りであれば、時間の経過とともに症状が和らぐこともあります。
ただし、交通事故では膝の靭帯や半月板、腱などに負担がかかっている場合があります。歩くと痛い、膝が腫れている、曲げ伸ばしがしにくいといった症状が続く場合は、自己判断で様子を見ずに整形外科を受診しましょう。
事故直後は痛くなかったのに、翌日から膝が痛くなりました。事故が原因ですか?
交通事故では、事故直後ではなく翌日や数日後に膝の痛みが現れることがあります。
事故直後は緊張や興奮によって痛みを感じにくいことがあります。また、筋肉や靭帯などの炎症が時間の経過とともに強くなり、後から痛みや腫れが現れる場合もあります。
事故後に膝の痛みや違和感が出た場合は、できるだけ早く整形外科を受診してください。
レントゲンで異常なしと言われましたが、膝の痛みが続いています。
レントゲンは骨折や脱臼の確認には適していますが、靭帯や半月板、筋肉、腱などの状態を詳しく確認できないことがあります。
そのため、レントゲンで異常が見つからなくても、膝の痛みや腫れ、ぐらつきが続くことがあります。
症状が改善しない場合は、医師に現在の症状や痛みが出る動作を具体的に伝え、必要に応じて追加検査について相談しましょう。
歩ける程度の膝の痛みなら様子を見ても大丈夫ですか?
歩ける場合でも、事故後に膝の痛みや違和感があるなら、早めの受診をおすすめします。
痛みをかばって歩き続けると、歩き方が変わり、股関節や腰、反対側の膝に負担がかかることがあります。
また、事故から受診までの期間が空くと、事故との関係を説明しにくくなる場合があります。症状が軽いうちに医療機関へ相談することが大切です。
交通事故後に膝が腫れてきた場合はどうすればいいですか?
膝の腫れは、打撲や炎症、関節内部への負担などによって起こることがあります。
膝が大きく腫れている、熱を持っている、体重をかけられない、強い痛みがある場合は、無理に動かさず早めに整形外科を受診してください。
自己判断で強く揉んだり、無理に曲げ伸ばししたりするのは避けましょう。
膝がぐらついたり、力が抜けたりする場合は注意が必要ですか?
膝がぐらつく、歩いていると膝が抜けるように感じる、力を入れにくいといった症状は、靭帯や半月板などに負担がかかっている可能性があります。
転倒につながる危険もあるため、無理に歩いたり運動したりせず、早めに整形外科で診察を受けましょう。
整形外科と整骨院は併用できますか?
交通事故後の膝の痛みでは、整形外科で診察や検査を受けながら、整骨院へ通院するケースがあります。
まずは整形外科で診断を受け、医師や保険会社に確認しながら通院方法を決めることが大切です。
保険の取り扱いや通院方法は事故の状況によって異なるため、自己判断だけで進めず、必要な確認を行いましょう。
交通事故後の膝の痛みでお困りの方へ
交通事故後の膝の痛みは、歩く、立ち上がる、階段を上り下りするといった日常生活の動作に影響することがあります。
「事故後から歩くと膝が痛い」
「膝の腫れがなかなか引かない」
「レントゲンでは異常なしと言われたが、曲げ伸ばしがつらい」
「膝をかばっていたら腰や股関節まで痛くなってきた」
このような症状がある場合は、我慢せず早めに整形外科を受診することが大切です。
鍼灸整骨院かまたきでは、交通事故後の膝・股関節・腰・首などの症状について、整形外科との併用や通院に関する一般的な流れをご案内しています。
交通事故後の膝の痛みでお困りの方は、お気軽にご相談ください。
なお、慰謝料や休業損害、過失割合、後遺障害認定などの法律上の判断については、交通事故に詳しい弁護士などの専門家へご相談ください。


監修者
柔道整復師・鍼灸師
鍼灸整骨院かまたき
交通事故による首・腰の痛み、むちうちなどの施術を行っています。
整形外科との併用や保険会社とのやり取りについてもご相談いただけます。
