
📚 保険会社対応シリーズ
この記事は「交通事故後の保険会社対応完全ガイド」シリーズの一部です。
保険会社対応の流れを最初から知りたい方は、総合ガイドをご覧ください。

交通事故後、加害者側の保険会社から電話がかかってくることは珍しくありません。
しかし、「何を話せばいいの?」「正直に全部話していいの?」「治療期間や症状について聞かれたけど答えて大丈夫?」このような不安を感じる方は多くいらっしゃいます。
実際に、電話で何気なく話した内容が、後の治療費や慰謝料、示談交渉に影響するケースもあります。
もちろん、必要以上に身構える必要はありませんが、伝える内容と慎重に答えたい内容を知っておくことは大切です。
この記事では、交通事故後に保険会社から電話があった際の対応方法や、話すべきこと、話さない方がよいこと、電話で困った場合の対処法について詳しく解説します。
保険会社から電話が来る理由とは
交通事故後は、加害者側の保険会社の担当者から連絡があります。
これは被害者を困らせるためではなく、事故状況やケガの状態、今後の手続きを確認するためです。
電話では次のような内容を確認されることがあります。
事故当日の状況・ケガの症状・病院を受診したかどうか・通院先・今後の治療予定・仕事を休んでいるか・車の修理状況
これらは保険手続きを進めるために必要な確認事項です。
ただし、まだ症状が落ち着いていない段階では、すぐに答えない方がよい内容もあります。
保険会社との電話で話すこと
基本的には、事実を落ち着いて伝えることが大切です。
事故の状況
事故が起きた日時や場所、事故の流れなど、事実のみを伝えます。
わからないことまで無理に答える必要はありません。
記憶が曖昧な場合は、そのまま「まだはっきり覚えていません」と伝えて問題ありません。
現在の症状
首が痛い・腰が痛い・頭痛がある・しびれがある・めまいがする
このように、現在感じている症状をそのまま伝えます。
軽いと思っていても、後から悪化することもあるため、違和感がある場合は伝えておきましょう。
医療機関を受診したこと
整形外科を受診した場合は、その旨を伝えます。
診断内容については医師の説明をそのまま伝えれば十分です。
自己判断で「大丈夫そうです」「もう治りました」と断定する必要はありません。
通院予定
今後も通院予定がある場合は、その予定を伝えます。
まだ医師から治療方針を聞いていない場合は、「医師の指示に従って通院します。」と伝えれば問題ありません。
保険会社との電話で話してはいけないこと
ここで最も重要なのは、自己判断による断定を避けることです。
「もう痛くありません」
事故直後は興奮しているため、痛みに気付かないことがあります。
翌日以降に首や腰の痛みが出ることも少なくありません。
そのため、完全に回復していない段階で「痛みはありません。」と伝えるのは避けましょう。
「もう通院しません」
まだ治療途中なのに通院終了を伝えると、保険会社は治療終了として手続きを進める可能性があります。
その後に症状が悪化しても、手続きが複雑になることがあります。
通院を続けるかどうかは、医師や治療担当者と相談して判断しましょう。
「あと何回で治ります」
治療期間は症状によって異なります。
誰にも正確には予測できません。
保険会社から聞かれた場合は、「医師の指示に従って治療を続けます。」と答えると安心です。
自分で過失を認める発言
事故状況によっては過失割合が決まっていない場合があります。
電話で「全部私が悪かったです。」「私の確認不足でした。」などと断定的に話す必要はありません。
事故状況については、警察の記録や双方の確認をもとに判断されます。
示談に同意する発言
まだ治療中にもかかわらず、「もう示談でいいです。」と答えることは避けましょう。
示談が成立すると、その後に症状が悪化しても補償内容を変更できない場合があります。
示談は治療終了後に内容を十分確認してから進めることが大切です。
保険会社から治療終了を勧められたらどうする?
交通事故の治療では、「そろそろ治療を終了しませんか。」「治療期間が長くなっています。」と連絡が来ることがあります。
しかし、症状が残っている場合は、電話だけで治療をやめる必要はありません。
まずは整形外科の医師や通院先へ相談しましょう。
必要に応じて診断内容や症状を整理しながら、今後の通院について検討することが大切です。
保険会社から整骨院は認められないと言われたら?
保険会社から「整骨院は認められません。」と言われて不安になる方もいます。
実際には、交通事故後に整形外科へ通院しながら整骨院を併用するケースもあります。
大切なのは、自己判断で通院するのではなく、整形外科を受診し、医師の診察を受けながら症状に応じて適切に通院することです。
保険会社とのやり取りで困った場合は、通院先へ相談すると対応方法についてアドバイスを受けられることがあります。
電話で困ったときの対応方法
保険会社から突然質問されても、その場ですぐ答える必要はありません。
わからないことや判断できない内容は、「確認してからご連絡します。」と伝えて問題ありません。
また、電話の内容は日時や担当者名、話した内容をメモしておくと、後から確認しやすくなります。
やり取りの記録を残しておくことで、認識の違いが生じた際にも役立ちます。
よくある質問
Q. 保険会社から毎日のように電話が来ます。
必要な連絡であることもありますが、都合が悪い場合は折り返し連絡する旨を伝えて問題ありません。
Q. 電話を無視しても大丈夫ですか?
連絡を取らない状態が続くと手続きが進まないことがあります。
出られない場合でも、後日折り返すようにしましょう。
Q. 電話は録音した方がいいですか?
必要に応じて記録を残しておくと、後から内容を確認しやすくなります。
Q. 保険会社に治療期間を決められるのでしょうか?
治療期間は症状や医師の判断などを踏まえて検討されます。保険会社から連絡があった場合でも、気になることがあれば医療機関へ相談しながら進めることが大切です。
保険会社との電話対応でお困りの方は鍼灸整骨院かまたきへご相談ください
交通事故後は、治療だけでなく保険会社との電話対応に不安を感じる方も少なくありません。
鍼灸整骨院かまたきでは、交通事故後の通院に関するご相談や、整形外科との併用についてのご相談も承っています。
「保険会社に治療終了と言われた」
「整骨院への通院について相談したい」
「どのように電話対応すればよいかわからない」
このようなお悩みがありましたら、お気軽にご相談ください。
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まとめ
交通事故後に保険会社から電話が来ることは珍しくありません。
大切なのは、事実を落ち着いて伝えることと、自己判断で治療終了や症状の改善を断定しないことです。
また、示談や過失割合に関する内容は慎重に対応し、不安なことがあれば一人で判断せず、医療機関や必要に応じて専門家へ相談しましょう。
適切な電話対応を心掛けることで、その後の通院や手続きを円滑に進めやすくなります。

監修者
柔道整復師・鍼灸師
鍼灸整骨院かまたき
交通事故による首・腰の痛み、むちうちなどの施術を行っています。
整形外科との併用や保険会社とのやり取りについてもご相談いただけます。
