ワンデー保険の特徴とは?任意保険との違いやメリットを徹底比較

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ワンデー保険の特徴とは?任意保険との違いやメリットを徹底比較

親や友人の車を一時的に借りて運転するとき、「持ち主の自動車保険で自分も補償されるのか」「事故を起こしたら修理代を支払えるのか」と不安になる方もいるのではないでしょうか。

そのようなときに利用できる可能性があるのが、ワンデー保険と呼ばれる1日自動車保険です。

ワンデー保険は、借りた車を運転する24時間だけ加入できる自動車保険です。年間契約を結ばず、必要な日だけ申し込めるため、普段は車を所有していない人や、帰省中に家族の車を借りる人などに適しています。

ただし、すべての車や運転場面に利用できるわけではありません。

一般的なワンデー保険では、自分や配偶者が所有する車、バイク、レンタカー、カーシェアリングの車などは対象外となる場合があります。

また、最も安いプランには借りた車の修理費用が含まれていないことがあるため、料金だけで選ぶのも危険です。

この記事では、ワンデー保険の仕組み、補償内容、対象となる車、メリット・デメリット、年間契約の任意保険やドライバー保険との違いについて詳しく解説します。

ワンデー保険とは?

ワンデー保険とは、親や友人などから一時的に借りた車を運転する際に、24時間単位で加入できる自動車保険です。

正式には「1日自動車保険」「24時間単位型自動車運転者保険」などと呼ばれます。

年間契約の自動車保険は、原則として契約した車を対象に継続的な補償を用意します。

一方、ワンデー保険は、申し込み時に指定した借用車を運転する一定期間だけ補償する仕組みです。

主に次のような場面で利用されます。

・帰省中に親の車を借りる
・友人の車を借りて旅行する
・知人の車を交代で運転する
・別居している家族の車を一時的に借りる
・法人所有の車を個人的に借りる

保険会社や商品によって条件は異なりますが、スマートフォンやコンビニなどから申し込める商品があります。

主要商品の基本プランは、2026年時点で24時間800円から用意されています。

ワンデー保険と自賠責保険の違い

借りる車には、通常、自賠責保険が付いています。

しかし、自賠責保険があるからといって、事故によるすべての損害が補償されるわけではありません。

自賠責保険が補償するのは、主に事故で他人を死傷させた場合の人身損害です。

次の損害は、自賠責保険では補償されません。

・相手の車の修理代
・店舗やガードレールなどの修理代
・借りた車の修理代
・運転者本人のケガ
・自賠責保険の限度額を超える損害

相手に重い後遺障害を負わせた場合や、建物へ衝突した場合には、損害額が高額になる可能性があります。

ワンデー保険には、対人賠償や対物賠償などが用意されており、自賠責保険だけでは不足する部分を補う役割があります。

ワンデー保険の対象になる車

一般的な1日自動車保険の対象となるのは、親や友人などから借りる自家用乗用車です。

対象となる可能性がある車は、主に次の種類です。

・自家用普通乗用車
・自家用小型乗用車
・自家用軽四輪乗用車

ナンバープレートでは、一般的に3・5・7ナンバーの自家用乗用車が中心です。

ただし、車種だけでなく、車の所有者、使用目的、登録状態なども加入条件に影響します。

申し込む前に、保険会社の商品説明と重要事項説明書を確認してください。

同居している親の車にも加入できる?

商品によっては、同居している親が所有する車を借りる場合も加入できます。

ただし、親の自動車保険ですでに子どもが補償対象になっている可能性があります。

同じ事故について補償が重複する場合もあるため、まずは親の自動車保険について次の内容を確認しましょう。

・運転者限定特約
・運転者年齢条件
・別居の未婚の子が対象か
・同居の家族が対象か
・車両保険の有無
・他車運転特約の有無

三井住友海上の1DAY保険では、同居する親の車も申し込み可能と案内されていますが、既存の自動車保険との補償重複に注意するよう説明されています。

ワンデー保険の対象外になりやすい車

自分が所有する車

ワンデー保険は、一時的に借りる車を運転するための商品です。

そのため、自分が所有する車には原則として利用できません。

車検証上の名義だけを他人にしていても、実質的に自分が所有・使用している車と判断されれば、補償対象外になる可能性があります。

自分の車を日常的に運転する場合は、年間契約の任意保険を検討してください。

配偶者が所有する車

一般的な1日自動車保険では、運転者本人だけでなく、その配偶者が所有する車も対象外となる場合があります。

夫名義の車を妻が運転する、または妻名義の車を夫が運転するといった場合は、ワンデー保険ではなく、その車に付いている任意保険の運転者範囲を確認する必要があります。

レンタカー

「1日だけ借りる車だからワンデー保険が使える」と考えやすいのですが、一般的なレンタカーは対象外です。

「わ」または「れ」ナンバーのレンタカーには、通常、レンタカー会社が基本的な自動車保険を用意しています。

事故時の自己負担に備える場合は、レンタカー会社が提供する免責補償制度や、ノンオペレーションチャージの補償などを確認してください。

カーシェアリングの車

一般的なカーシェアリング車両も、ワンデー保険の対象外となる場合があります。

カーシェアリングの利用料金には、対人・対物賠償などの基本補償が含まれていることが一般的です。

ただし、事故時の自己負担、休業補償、タイヤの損傷などが別扱いになることがあるため、利用規約を確認してください。

商品によっては「わ」「れ」ナンバー以外の特殊なカーシェア車両を対象にできる場合もありますが、事前確認が必要です。

バイクや原付

一般的なワンデー保険は、自家用乗用車を対象とする商品であり、バイクや原付は対象外です。

友人のバイクを借りる場合は、所有者が加入しているバイク保険の運転者条件や、運転者自身が加入できる保険を確認してください。

車検切れや登録を抹消した車

車検が切れている車や登録を抹消している車は、公道を走行できません。

そのため、ワンデー保険へ加入しても運転できるようになるわけではなく、保険の対象外となるのが一般的です。

一部の高額車両

高級車、スポーツカー、希少車など、一部の高額車両は車両補償の対象外となる場合があります。

対象車種や車両価格の条件は保険会社によって異なるため、申し込み時に確認してください。

ワンデー保険の主な補償内容

補償内容は商品やプランによって異なりますが、主に次の補償があります。

対人賠償

借りた車を運転中に歩行者や他車の乗員へケガをさせ、法律上の損害賠償責任を負った場合に補償します。

死亡事故や重い後遺障害では賠償額が高額になるため、対人賠償は無制限のプランを選ぶことが重要です。

主要な1日自動車保険では、対人賠償を無制限とする商品があります。

対物賠償

相手の車、建物、店舗、信号機、ガードレールなどを壊し、損害賠償責任を負った場合に補償します。

対物事故では、車の修理代だけでなく、店舗の休業損害や積み荷の損害などが加わる場合があります。

そのため、対物賠償も無制限を基本に考えましょう。

プランによっては対物賠償に自己負担額が設定されていることがあります。

搭乗者のケガに対する補償

借りた車へ乗っていた運転者や同乗者が事故でケガをした場合に、死亡・後遺障害・入通院などについて保険金が支払われる補償です。

補償方式や保険金額は商品によって異なります。

借りた車の車両補償

車両補償付きのプランでは、事故によって借りた車が壊れた場合の修理費用などが補償されます。

ただし、最も安い基本プランには、借りた車の修理費用が含まれていない場合があります。

例えば、東京海上日動のちょいのり保険では、24時間800円のシンプルプランには借用車の車両補償がなく、車両補償付きのレギュラープランは1,800円、プレミアムプランは2,600円です。車両補償は1事故につき300万円が限度と案内されています。

借りた車を壊したときに自分で修理費を負担したくない場合は、車両補償の有無を必ず確認してください。

ロードサービス

商品やプランによっては、事故や故障で車が動かなくなった場合のレッカー搬送などが付帯されています。

ただし、バッテリー上がり、キーの閉じ込み、パンクなど、利用できるサービスの範囲は商品ごとに異なります。

弁護士費用補償

相手に損害賠償を請求する必要がある事故などで、弁護士への相談費用や依頼費用を補償するプランがあります。

すべてのプランに付いているとは限らないため、必要な場合は補償内容を確認しましょう。

ワンデー保険のメリット

必要な24時間だけ加入できる

ワンデー保険の大きなメリットは、車を借りる日だけ補償を用意できることです。

年に数回しか運転しない人が、自分で年間契約を結ばなくても、必要なタイミングに合わせて加入できます。

スマートフォンやコンビニから申し込める

多くの商品では、スマートフォンやコンビニから申し込みができます。

事前登録を済ませていれば、基本補償のみのプランは運転当日から加入できる商品もあります。

ただし、すべてのプランが申し込み直後から利用できるとは限りません。

親や友人の保険を使わずに済む可能性がある

借りた車の任意保険を使うと、事故内容によっては車の所有者の等級が下がり、翌年以降の保険料が上がる可能性があります。

ワンデー保険で事故対応できれば、所有者の保険を使用せずに済む場合があります。

ただし、損害や補償内容によっては所有者側の保険も関係するため、事故が起きたら双方の保険会社へ連絡してください。

運転者の追加ができる商品もある

友人同士で車を交代して運転する場合などに、追加の運転者を指定できる商品があります。

三井住友海上の1DAY保険では、2026年1月以降の契約について、基本プランが1人800円、2人以上の場合は1,120円などの料金が案内されています。

複数人で運転する場合は、運転する可能性がある人を漏れなく登録してください。

将来の任意保険が割引される商品もある

一部の保険会社では、ワンデー保険を無事故で利用した日数に応じて、将来自分の車を購入した際の自動車保険料を割り引く制度を設けています。

東京海上日動では、ちょいのり保険の無事故利用日数などの条件に応じて、新たに加入する自動車保険へ割引を適用する制度が案内されています。

将来車を購入する予定がある人は、こうした制度も比較材料になります。

ワンデー保険のデメリット

対象となる車が限られている

ワンデー保険は、どのような車でも加入できる保険ではありません。

自分や配偶者の車、一般的なレンタカー、カーシェア車両、バイクなどは対象外となる場合があります。

申し込み前に車検証、ナンバー、所有者などを確認してください。

毎回申し込みが必要

運転するたびに契約手続きを行う必要があります。

申し込みを忘れた状態で運転し、事故を起こしてから加入することはできません。

契約開始日時より前の事故は補償されないため、車を動かす前に手続きを完了させましょう。

車両補償付きプランは事前申し込みが必要な場合がある

借りた車の修理費を補償するプランでは、不正利用防止などの理由から、初回申し込み時に一定の待機期間が設けられる場合があります。

商品によっては、利用開始日の7日前までに事前登録や申し込みが必要です。

当日に初めて申し込む場合、車両補償付きプランを選べない可能性があるため、予定が決まった時点で確認しましょう。

安いプランでは借りた車の修理代が出ない場合がある

24時間800円程度の基本プランでも、対人・対物賠償などは用意されています。

しかし、借りた車の修理代が補償されるとは限りません。

友人の車を借りる場合は、相手への賠償だけでなく、借りた車の修理費まで補償する必要があるかを考えてプランを選びましょう。

自己負担額が設定されている場合がある

対物賠償や車両補償に、免責金額と呼ばれる自己負担額が設定されている場合があります。

例えば、修理費が30万円で免責金額が15万円なら、条件によっては15万円を自分で負担しなければなりません。

保険料だけでなく、事故時の自己負担額も確認してください。

利用頻度が高いと保険料が積み上がる

毎週のように車を借りる場合は、ワンデー保険の保険料が積み上がります。

ただし、ワンデー保険と通常の任意保険は対象が異なるため、料金だけで単純比較はできません。

自分の車を所有していない人は、その車に年間の任意保険を付けること自体ができないため、運転頻度が高い場合はドライバー保険や、借りる車の保険内容を見直す方法も検討します。

ワンデー保険と年間契約の任意保険の違い

保険をかける対象

年間契約の任意保険は、原則として契約時に指定した車へ保険を付けます。

ワンデー保険は、借りた車を一時的に運転する人へ補償を用意する保険です。

このため、両者は単なる契約期間の違いだけではありません。

契約期間

ワンデー保険は、一般的に24時間単位で契約します。

年間契約の任意保険は、原則として1年間の契約です。

対象となる車

ワンデー保険は、親や友人などから借りる一定の自家用乗用車が中心です。

年間契約の任意保険は、自分が所有・使用する車を対象に契約できます。

補償内容

ワンデー保険でも、対人・対物無制限や車両補償などを選べる商品があります。

そのため、「ワンデー保険は最低限しか補償されない」とは一概にいえません。

一方、年間契約の任意保険では、次のような幅広い補償や特約を設定できます。

・対人賠償
・対物賠償
・人身傷害
・搭乗者傷害
・車両保険
・弁護士費用特約
・代車費用特約
・個人賠償責任特約
・ファミリーバイク特約
・ドライブレコーダー特約

補償の選択肢や継続性では、年間契約の方が充実しています。

等級制度

年間契約の任意保険には、一般的に1等級から20等級までのノンフリート等級制度があります。

無事故で更新すると等級が上がり、事故で保険を使うと等級が下がることがあります。

ワンデー保険には、通常の年間契約と同じノンフリート等級はありません。

ただし、利用実績が将来加入する任意保険の割引へつながる商品があります。

毎回の手続き

年間契約の任意保険は、契約期間中であれば、運転者条件などの範囲内で毎回申し込む必要はありません。

ワンデー保険は、原則として車を借りるたびに申し込みが必要です。

ワンデー保険とドライバー保険の違い

車を所有せず、他人の車を頻繁に借りる人には、ドライバー保険という選択肢もあります。

ドライバー保険は、契約した運転者が他人の車を運転する際の事故へ備える年間契約型の保険です。

主な違いは次のとおりです。

ワンデー保険

・24時間単位で加入する
・年に数回程度の運転に向いている
・借りる車を申し込み時に指定する
・車両補償を選べる商品がある
・運転するたびに手続きが必要

ドライバー保険

・原則として年間契約
・他人の車を頻繁に運転する人向け
・運転者本人を中心に契約する
・商品によって対象車種や補償が異なる
・毎回加入する必要がない

レンタカーはワンデー保険の対象外ですが、ドライバー保険では契約条件によって補償対象となる可能性があります。商品ごとの対象範囲を確認してください。

車の所有者の任意保険を確認する方法

ワンデー保険へ申し込む前に、借りる車の所有者へ次の内容を確認しましょう。

運転者限定

「本人限定」「本人・配偶者限定」などが設定されていると、友人や家族が運転した事故は補償されない可能性があります。

運転者年齢条件

年齢条件は、同居の親族など、適用される運転者の範囲に注意が必要です。

別居の未婚の子や友人は年齢条件の対象外となる商品もありますが、運転者限定との組み合わせによって補償されないことがあります。

車両保険

所有者の任意保険に車両保険が付いていても、運転者条件に違反していれば補償されない可能性があります。

また、所有者の車両保険を使うと、翌年の等級や保険料へ影響することがあります。

他車運転特約

運転者自身や同居家族の任意保険に、他車運転特約が付いている場合があります。

この特約によって、友人などから借りた車を運転中の事故が補償される可能性があります。

ただし、借りた車の修理費用まで補償されるか、対象外となる車に該当しないかなどを確認する必要があります。

ワンデー保険の料金を月4回・8回利用で比較

ここでは、24時間800円の基本プランと、1,800円の車両補償付きプランを例に計算します。

実際の保険料や補償内容は、商品や契約条件によって異なります。

月4回利用する場合

800円の基本プラン

800円×4回=月額3,200円

年間では、3,200円×12か月=38,400円です。

1,800円の車両補償付きプラン

1,800円×4回=月額7,200円

年間では、7,200円×12か月=86,400円です。

月8回利用する場合

800円の基本プラン

800円×8回=月額6,400円

年間では、6,400円×12か月=76,800円です。

1,800円の車両補償付きプラン

1,800円×8回=月額14,400円

年間では、14,400円×12か月=172,800円です。

任意保険と料金だけでは比較できない

月8回利用すると、ワンデー保険の年間負担が大きくなることは分かります。

しかし、「任意保険が月額5,000円だから、ワンデー保険より安い」と単純に比較することはできません。

年間契約の任意保険は、原則として自分や家族が所有・使用する特定の車へ付ける保険です。

車を所有していない人が、友人ごとに異なる車を借りる場合、通常の任意保険で一括して補償することはできません。

頻繁に他人の車を運転する場合は、次の方法を比較してください。

・ワンデー保険を都度利用する
・ドライバー保険へ加入する
・借りる車の任意保険へ運転者を追加する
・運転者限定や年齢条件を変更する
・自分や同居家族の他車運転特約を確認する

保険料だけでなく、借用車の修理代、事故時の自己負担、加入忘れのリスクまで含めて判断する必要があります。

ワンデー保険が向いている人

次のような人には、ワンデー保険が向いています。

・車を所有していない
・年に数回だけ親の車を借りる
・友人の車を一時的に運転する
・帰省や旅行のときだけ運転する
・借りる車の任意保険で補償されない
・車の所有者の等級へ影響させたくない
・スマートフォンで手軽に加入したい

ワンデー保険が向いていない人

次のような場合は、別の保険を検討した方がよい可能性があります。

・自分の車を運転する
・配偶者名義の車を日常的に運転する
・毎週何度も他人の車を借りる
・バイクや原付を借りる
・レンタカーやカーシェアを利用する
・事業で継続的に車を運転する
・毎回の申し込みを忘れる可能性がある

プランを選ぶ際の確認ポイント

対人・対物賠償は無制限か

大きな事故では、損害賠償額が数千万円から数億円になる可能性があります。

対人・対物賠償は無制限を基本に考えましょう。

対物事故の自己負担額

安いプランでは、対物事故について自己負担額が設定されている場合があります。

事故時に自分でいくら負担するのかを確認してください。

借りた車の修理費が含まれているか

相手の車は補償されても、借りた車が補償されないプランがあります。

借りた車が高額である場合は、特に車両補償の有無が重要です。

車両補償の限度額

車両補償に300万円などの限度額が設けられている場合、修理費や車両価格が限度額を超える可能性があります。

車両補償の対象事故

車同士の衝突だけが対象なのか、電柱への衝突や当て逃げ、飛び石なども対象なのかを確認します。

上位プランほど対象範囲が広い商品があります。

免責金額

車両補償が付いていても、10万円や15万円などの自己負担額が設定されている場合があります。

弁護士費用

自分に過失がない事故では、保険会社が示談交渉を代行できない場合があります。

弁護士費用補償が必要か確認しましょう。

ロードサービス

レッカー搬送、応急対応、宿泊・帰宅費用など、利用できる範囲を確認します。

運転者を追加できるか

交代運転する場合は、すべての運転者が補償対象になっているか確認してください。

補償開始日時

加入手続きが完了していても、指定した開始日時より前は補償されません。

運転を始める時間より前に契約を開始してください。

ワンデー保険へ加入する流れ

借りる車の情報を確認する

次の情報を準備します。

・車のナンバー
・車種
・車の所有者
・借りる日時
・運転する人
・車検の有効期限
・既存の自動車保険

商品とプランを選ぶ

対人・対物だけでよいのか、借りた車の車両補償も必要かを判断します。

料金だけでなく、自己負担額と対象事故も確認してください。

事前登録を行う

初めて利用する場合は、氏名、住所、免許証情報、携帯電話番号などの登録が必要です。

利用開始日時を指定する

補償は原則として指定した日時から始まります。

24時間単位であることが多いため、運転時間に合わせて設定してください。

保険料を支払う

スマートフォン料金との合算、クレジットカード、コンビニ払いなど、利用できる支払方法は商品によって異なります。

契約内容を保存する

契約完了画面、契約番号、事故受付窓口などをスマートフォンへ保存しておきましょう。

車の所有者にも加入した保険とプランを伝えてください。

事故を起こした場合の対応

負傷者を救護する

ケガ人がいる場合は、必要に応じて119番へ通報します。

二次事故を防ぐ

車を安全な場所へ移動し、ハザードランプや停止表示器材を使用します。

高速道路では、ガードレールの外側など安全な場所へ避難してください。

警察へ連絡する

小さな接触事故でも警察へ届け出ます。

警察へ報告しないと交通事故証明書が発行されず、保険手続きに影響する可能性があります。

相手の情報を確認する

氏名、住所、連絡先、車両ナンバー、保険会社などを記録します。

証拠を残す

事故現場、車の損傷、道路状況、信号、標識などを撮影してください。

ワンデー保険の事故受付へ連絡する

契約した保険会社へ速やかに事故を報告します。

借りた車の所有者と、その車に付いている任意保険会社にも連絡してください。

自分で示談しない

事故現場で「修理代だけ払えばよい」などと約束すると、後から別の損害が判明した際にトラブルになる可能性があります。

保険会社へ相談する前に示談書へ署名したり、金銭を支払ったりしないでください。

よくある質問

ワンデー保険とは何ですか?

親や友人などから借りた車を運転する際に、24時間単位で加入できる自動車保険です。

ワンデー保険はいくらですか?

主要商品では、基本プランが24時間800円から用意されています。車両補償付きプランは保険料が高くなります。

当日でも加入できますか?

基本プランは当日加入できる商品があります。ただし、車両補償付きプランは事前申し込みが必要な場合があります。

自分の車にも加入できますか?

一般的なワンデー保険では、自分が所有する車は対象外です。

配偶者名義の車に加入できますか?

一般的には配偶者が所有する車も対象外となる場合があります。その車に付いている任意保険を確認してください。

親の車に加入できますか?

商品条件を満たせば、同居または別居の親が所有する車へ加入できる場合があります。

友人の車に加入できますか?

対象となる自家用乗用車であり、所有者などの条件を満たせば加入できる可能性があります。

バイクにも利用できますか?

一般的な1日自動車保険は、バイクや原付を対象としていません。

レンタカーにも利用できますか?

一般的な「わ」「れ」ナンバーのレンタカーは対象外です。

カーシェアリングにも利用できますか?

一般的なカーシェアリング車両は対象外となる場合があります。サービスに含まれる補償を確認してください。

法人所有の車にも加入できますか?

商品によっては対象となります。ただし、自分が役員を務める法人の車などは対象外となる場合があります。

車検切れの車にも加入できますか?

車検切れの車は公道を走行できず、一般的にワンデー保険の対象外です。

対人・対物賠償は無制限ですか?

主要商品には対人・対物無制限のプランがありますが、契約前に補償内容を確認してください。

借りた車の修理代も補償されますか?

車両補償付きプランを選んだ場合に補償されます。基本プランには含まれていない場合があります。

車両補償には自己負担がありますか?

プランによって免責金額が設定されています。事故時に自分で負担する金額を事前に確認してください。

借りた車が全損した場合も補償されますか?

車両補償の限度額や車両価額の範囲で補償される場合があります。限度額を超える分は自己負担となる可能性があります。

複数人で交代運転できますか?

追加運転者を登録できる商品があります。運転する可能性がある人を事前に登録してください。

申し込み前に運転した事故も補償されますか?

補償されません。契約開始日時以降に発生した事故が対象です。

24時間を超えて借りる場合はどうしますか?

必要な期間に合わせて、複数日分を申し込みます。契約が途切れないように開始・終了日時を確認してください。

親の自動車保険があればワンデー保険は不要ですか?

親の保険で運転者として補償される場合は不要な可能性があります。運転者限定、年齢条件、車両保険を確認してください。

別居している未婚の子は親の保険で補償されますか?

自動車保険の契約内容によって補償される場合があります。運転者限定と年齢条件を確認してください。

他車運転特約があればワンデー保険は不要ですか?

他車運転特約で補償される可能性がありますが、借りた車の修理代や対象車両などの条件を確認する必要があります。

ワンデー保険を使うと等級は下がりますか?

ワンデー保険には、通常の年間契約と同じノンフリート等級制度はありません。

車の所有者の等級は下がりますか?

ワンデー保険だけで事故対応できれば、所有者の任意保険を使わずに済む場合があります。ただし、損害や契約内容によって異なります。

頻繁に車を借りる場合もワンデー保険がお得ですか?

利用回数が増えると保険料が積み上がります。ドライバー保険や借用車の任意保険の条件変更も比較してください。

ワンデー保険と任意保険の違いは何ですか?

ワンデー保険は借りた車を一時的に運転するための24時間単位の保険です。一般的な任意保険は、特定の所有車へ原則1年間の補償を付けます。

ドライバー保険との違いは何ですか?

ドライバー保険は、他人の車を頻繁に運転する人向けの年間契約です。ワンデー保険は運転する日ごとに加入します。

レンタカーの事故は何で補償されますか?

通常はレンタカー会社が用意する自動車保険や免責補償制度を利用します。

カーシェアの事故は何で補償されますか?

通常はカーシェアサービスの利用料金に含まれる基本補償を利用します。自己負担や対象外損害は利用規約で確認してください。

事故を起こしたら誰に連絡しますか?

警察、契約したワンデー保険の保険会社、車の所有者、借用車に付いている任意保険会社へ連絡してください。

小さな事故でも警察を呼ぶ必要がありますか?

事故の大小にかかわらず警察へ届け出てください。交通事故証明書が保険手続きに必要になる場合があります。

まとめ

ワンデー保険は、親や友人などから借りた自家用乗用車を一時的に運転するときに、24時間単位で加入できる自動車保険です。

普段は車を所有せず、帰省や旅行などで年に数回だけ運転する人に向いています。

主なメリットは次のとおりです。

・必要な日だけ加入できる
・24時間800円程度から利用できる商品がある
・スマートフォンやコンビニから申し込める
・対人・対物無制限のプランがある
・借りた車の車両補償を選べる商品がある
・所有者の任意保険を使わずに済む可能性がある

一方で、次の点には注意が必要です。

・自分や配偶者の車は対象外になりやすい
・バイクには利用できない
・一般的なレンタカーやカーシェア車両は対象外
・運転するたびに申し込みが必要
・安いプランには借用車の車両補償がない場合がある
・車両補償付きプランは事前手続きが必要な場合がある
・頻繁に利用すると保険料が積み上がる

ワンデー保険へ申し込む前に、まず借りる車の任意保険で自分が補償されるか確認しましょう。

補償されない場合や、車の所有者の等級へ影響させたくない場合は、ワンデー保険が有力な選択肢になります。

料金だけで判断せず、対人・対物賠償、借りた車の修理費、免責金額、利用開始時刻まで確認したうえで、自分の運転状況に合ったプランを選ぶことが大切です。