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交通事故の『むち打ち』による頭痛で慰謝料が貰える?治療と慰謝料について

交通事故のあと、「首や腰の痛みは落ち着いたけれど頭痛を感じることが多くなった」と言う人は珍しくありません。

一言で『頭痛』と言っても、一過性の軽いものから命の危険を伴うものまで『頭痛』の種類も多岐に渡り、原因や症状も様々です。

今回はそんな頭痛のなかでも、交通事故などの強い衝撃により引き起こされる『むちうちによる頭痛』について解説していきます

頭痛は脳の損傷?

むちうちと聞くと大抵の人は『首の痛み』を想像すると思いますが、首の痛みの他に頭痛や吐き気、めまいなどの症状が出ることは決して珍しいことではありません。

激しい頭痛や吐き気などの症状が出た場合「脳が損傷しているのでは?」と不安に思う人もいるかもしれませんが、そうではありません。

一般的に起こる『むち打ちによる頭痛』の原因は血流の悪化神経の圧迫によって引き起こされています。

原因① 血流の悪化

強く頭を打った場合は、脳の損傷を疑う必要がありますが、頭痛の原因がむち打ちである場合の多くは脳への血液の流れが悪くなっている状態です。

むち打ちは、首が大きく鞭のように前後へ揺さぶられるような状態になることで、首の筋肉や関節に大きな負担が掛かります。この負担により筋肉や関節は硬くなり、首周辺の血液の流れが悪くなることで脳へ十分な血液と新鮮な酸素が送られなくなります。

その結果、頭痛を引き起こします。

原因② 神経の圧迫

首が前後へ揺さぶられた時に、首の骨がズレてしまい神経を圧迫している状態です。明らかに身体の動きに異常が出るほどのズレでなくとも、わずかにズレる事で神経を圧迫し症状があらわれます。

このよう場合、主な症状としてしびれや感覚異常が代表的ですが、頭痛や吐き気、めまいなどの症状が出ることもあります。

むち打ちによる頭痛は『緊張型頭痛』

頭痛は大きく分けて以下の3つに分けられます。

  • 緊張型頭痛(肩や首筋の痛みとともに頭が締め付けられるような痛み)
  • 片頭痛(ズキズキ、ガンガン、頭の片側だけが痛い、女性に多い傾向)
  • 群発性頭痛(目の奥に激しい痛みが繰り返し定期的に起こる)

このうち、むち打ちが原因で引き起こされる頭痛は『緊張型頭痛』です。

交通事故の衝撃で首が激しく揺さぶられたことで、首や肩周辺の筋肉が激しく引っ張られます。それにより筋肉が硬くなり、まさに『緊張状態』になります。このように筋肉が硬く緊張することで起こる頭痛を『緊張型頭痛』と言います。

緊張型頭痛は通常、血流が改善し筋肉の緊張が治まることで解消されます。

そのため、むち打ちによる筋肉の損傷が改善されると共に頭痛も解消されてきます。

しかしまれに、むり打ちが完治しても頭痛だけが数ヶ月~1年以上残ってしまうケースもあります。

注意すべき頭痛症状

次のような症状がある場合は注意が必要です。

  • 今までにないような激しい頭痛
  • 絶え間なく続く頭痛
  • 日を追う毎に頭痛発作の間隔が短くなり、痛みが増していく頭痛
  • めまいや吐き気を伴う頭痛
  • 高熱や嘔吐を伴う頭痛
  • 首を振ると痛みが増す頭痛
  • 手足のしびれや歩行障害を伴う頭痛

通常の片頭痛や緊張性頭痛とは異なる激しい痛みがある場合は、頭蓋骨や脳が損傷を受けている可能性も考えられます。脳脊髄液減少症や脳挫傷、脳内出血など、重大な疾患のサインである可能性もあるため、一刻も早く脳神経外科への受診が必要です。

むち打ちによる頭痛は薬だけでは治りません

むち打ちによる頭痛を薬だけで治すことは難しいでしょう。

一般的な整形外科では、むち打ちによる頭痛に対して『鎮痛薬』が処方されます。鎮痛薬服用直後は一時的に症状が緩和し楽になります。

しかし、鎮痛薬は頭痛の炎症を落ち着かせる効果はあるものの、頭痛を引き起こす原因そのものにアプローチするわけではない為、効果がきれてしまうと再び頭痛が出現します。

精神的不安による悪化

症状がなかなか改善されないと「いつまで鎮痛薬を飲み続けなければならないの?」「私の頭痛は、もう治らないのでは?」という不安にかられてしまうこともあります。このような精神的な不安は、むち打ちの症状を悪化させてしまうリスクとなます。

痛みを感じる度に特に治療はせず、鎮痛薬で痛みを落ち着かせてしまっていては、いつまで経っても頭痛の原因を改善させるチャンスを失い、永遠に症状を抱えたまま鎮痛剤を手放せなくなることも考えられます。

鎮痛薬を服用しながら治療も同時に行いましょう

痛みは身体からのサインです。

脳は、痛みのサインを出すことで身体に異常があることを訴え、休息を取るように促したり、問題を解消するよう呼びかけるのです。

そのため、鎮痛薬でそのサインを遮断してしまっては身体に起こっている異常の原因を根本から解消することが出来なくなってしまいます。

もちろん鎮痛薬そのものを全否定はしません。鎮痛薬を上手に使い、痛みのストレスを感じる事なく過ごすととは大切なことです。

しかし、鎮痛薬だけでは根本からの改善は難しいため、うまく薬を服用しながら同時に筋肉や骨格の治療を受けることが望ましいでしょう。

むち打ちによる頭痛は『後遺症』に注意!

『むち打ちによる頭痛』で特に気を付けて頂きたいことは後遺症です。

むち打ちによる頭痛の症状は「数年経っても改善しない」という人は多く、雨など気圧が低い日や、寒く冷え込む日などに、頭痛や吐き気などの症状があらわれると言います。

後遺症と聞くと、日常生活に影響する程の激しい症状を想像する人が多いですが、天気などによって引き起こされる頭痛も立派な『後遺症』と言えます。

治療院の選び方

交通事故治療を行える治療院はいくつかあります。

  • 医師のいる病院(整形外科、脳神経外科、内科 など)
  • 整骨院(柔道整復師の資格を持つ者による施術)
  • 鍼灸院(医師が必要と認めた場合に限る)
  • マッサージ・指圧院など(保険会社が認めた場合に限る)

「絶対にここでなくてはいけない!」と言うことはありません。治療院を選ぶ権利は自分自身にあるため、治療院の選択はもちろん、転院や併用も自由です。

もし、治療のために通ってい施設で「症状が思うように改善しない」と感じる場合は転院を検討してみるのも良いでしょう。

例えば、交通事故によるむち打ちで何科を受診すれば良いのか分からない人は、まず整形外科を受診される人が多いはずです。しかし、頭痛や吐き気などが酷い場合は脳神経外科に相談してみるのも良いでしょう。

また「仕事で帰りが遅くて思うように通院できない」「通院しても薬の処方や電気治療のみで不安」など通院先の治療に不安を感じた場合には整骨院の利用もおすすめです。

整骨院は薬の処方は出来ませんので、基本的には手技による施術を得意としています。人の手でもみほぐして欲しい人には魅力的です。

治療院選びのポイント

治療院の選び方に決まりはありませんが以下のポイントを押さえて治療院を選んでみてください。

  • 交通事故治療に詳しい(HPが整っている、口コミが良い など)
  • 無理なく通える(週末や夜遅くまで営業している など)
  • 一貫性のある施術してくれる(通院の度に施術者が変わらない など)
  • 施術後調子が良いと実感できる

ご自身のライフスタイルに合っていることや、ご自身が納得できる治療を行ってくれる施設へ通うことが早期改善への近道です。

むち打ちが回復するまでの期間は?

軽症の場合でも後遺症のことも考えて、最低でも3週間~1か月、頻度は最低でも3日に1回は通院してみてください。

むち打ちの症状が回復するまでの期間は、通院頻度によっても変わりますが3か月~6か月程度の方が多いようです。

もし、治療が打ち切りになってしまった後、後遺症が残り後遺症慰謝料の申請を行う場合に必要な通院期間は、6ヶ月以上、通院回数は100回程度が目安と言われています。

『むち打ちによる頭痛』慰謝料はいくら?

「頭痛の原因が交通事故によるもの」と医学的に証明できれば慰謝料を請求することができます。

【自賠責基準】 通院1日あたり 4300円

以下のどちらかの少ない方が入通院の際の慰謝料として支払われます。

  • 通院期間(初めて来院した日から最後に来院した日の期間)
  • 通院実日数×2(実際に来院をした日数)

※2月1日から2月28日までの間(28日間)で実際に10日間(10回)来院した場合※

  • 通院期間⇒4,300円(日額)×28日(通院期間)=120,400円
  • 通院実日数=4,300(日額)×10日(実日数)×2=86,000円

この場合、少ない方の②86,000円が入通院慰謝料として支払われることになります。

後遺障害慰謝料

後遺症が残ってしまった場合、後遺症等級認定に認定されれば『後遺障害慰謝料』を受け取ることができます。

むち打ちによる後遺症では、後遺症認定の『12級』または『14級』が認定対象となります。

【自賠責基準】 12級=94万円 14級=32万円

しかし、いずれも弁護士に依頼をすることで大幅な増額を見込むことができます。

【弁護士基準】 12級=約290万円 14級=約110万円

まとめ

交通事故治療で大切なことは後遺症を残さないことです。

鎮痛薬などで一時的に症状を抑えたとしても、頭痛の原因を根本的に改善しなければ生涯に渡って症状に悩まされることも考えられます。

むち打ちによる症状は自覚症状の割に、レントゲンなどには写らないため軽く考えられがちです。

「そのうち治る」と軽く考えずに、自分に合った治療院を見つけしっかり治療を受けることが大切です。

鍼灸整骨院かまたきの交通事故治】
当院はレントゲンなどの画像診断では写らない、交通事故による症状に対する施術を得意としています。主な施術は、手技によって筋肉や骨格にアプローチすることです。
整骨院のため、レントゲンなどの画像検査はできませんし、医師による診断書を出すこともできません。一般的にはみなさま、整形外科などと併用して通院していただいております。
病院をお探しの方には、整形外科の紹介もさせていただいております。
交通事故の方に限り、平日は最大22時まで診察を行っております。(要予約)
どこの治療院で治療を受けるか迷っている方は『相談』だけも行っておりますのでお気軽にご連絡ください。