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むちうちは注射で良くなるのか?

交通事故による『むち打ち』に対する治療の選択肢のひとつに、『注射』による治療があるのをご存知でしょうか?

実際に、むち打ちに悩まされている人でも『注射』という選択肢を知らない人が多く、まだ認知度はそれほど高くありません。

今回は、むちうちの治療法である『注射』について分かりやすく解説していきます。

むちうちに対する注射の効果

むちうち症に対する注射の効果は、個人差がありますが以下のような効果が期待できます。

  • 筋肉の緊張がほぐれる
  • 血流が良くなる
  • 痛みやしびれが和らぐ
  • 患部の炎症を抑える

交通事故にあった直後の身体は、その衝撃により神経が興奮状態であり、筋肉は硬く、血液の循環が悪い状態です。

そのため、むち打ちの症状に対して上記のような効果が期待できる『注射』は、症状の改善が期待できます。

どんな注射なの?

むちうちの症状に対する注射は、正確には『星状神経節ブロック注射』といいます。

星状神経節(せいじょうしんけいせつ)とは、首の前面にある交感神経のことで、この部分にブロック注射(麻酔薬)を打つことでむちうちの症状を軽くする効果が期待できます。

また、星状神経節ブロック注射はむちうちだけに用いられる注射ではありません。

  • 片頭痛や緊張性頭痛
  • 頸椎ヘルニアや重度の肩こり
  • 顔面神経麻痺や自律神経失調症

多くの疾患に対して星状神経節ブロック注射による治療を行うことがあります。

どうやって注射を打つの?痛くないの?

星状神経節は首の前側にあるため、仰向けに寝た状態で首元に注射を打つことになります。

前から注射を打たれるため恐怖感を持つ人も少なくはありませんが、注射自体は奥深くまで刺すものではないため、そこまで痛くはありません。「チクッと刺さる程度」だそうです。

治療時間は?

注射自体は30秒程度で終わり、その後経過観察を15~20分程度行い終了となるため日帰りで行える治療となります。

注射を受けた方が良い人

星状神経節ブロック注射を受けた方が良い人は以下のような人です。

  • むち打ち症の症状がなかなか改善しない人
  • 手の痺れや頭痛や吐き気など症状が重く多岐に渡る人

「むち打ちの症状が酷く、日常生活にも支障をきたしてしまっている人」はもちろんのこと、むち打ちで長く整形外科や整骨院に通院しているが「思うように症状が改善しない人」などには選択肢のひとつとして星状神経節ブロック注射はおすすめです。

注射を打つ上での注意点

星状神経節ブロック注射をうつ場合、以下のようなことに注意が必要です。

  • 血液をサラサラにする薬を服用されている方は受けることができない場合がある
  • 出血傾向のある方
  • 糖尿病または高血圧の方
  • 連日の摂取はできない(1~2週間空けること)
  • 風邪や発熱で炎症反応が強く出そうな方
  • 本人が希望しても医師により判断が異なる

ワーファリンバイアスピリンなどの血を止めにくくする薬を服用されている方や、出血傾向にある方は星状神経節ブロック注射を打つことができない場合があります。

※注射には回数制限はありませんが1~2週間に1回程度が目安です。効果がないからといって連日注射を打つことはできません。

治療の判断

注射は医療行為にあたるため整骨院では行うことはできません。

ご自身で星状神経節ブロック注射を希望される場合まずは、通院している病院・整形外科に相談してみましょう。

しかし、星状神経節ブロック注射を『打つか打たないのか』の判断は医師により大きく分かれます。中にはむち打ちに対して星状神経節ブロック注射は必要ないと考える医師もいます。

合併症について

注射による副作用

星状神経節ブロックを行った側で縮瞳、眼瞼下垂、結膜充血が生じます。
眼の幅が狭くなり白眼が赤みを帯び、頬がポーと温かくなります。これをホルネル徴候といいます。
ホルネル徴候は頭部における交感神経抑制症状です。

一時的な症状

注射のあと、一次的な合併症として以下のような症状が表れることがあります。しかしこちらの症状は時間の経過に伴い改善されるようです。

  • 声がかすれる
  • 手が重だるくなる
  • 皮下出血がある

注射のみの治療では骨格の歪みまでは改善されない

むち打ちに対する治療を長く続けてもなかなか効果を感じられない場合、治療や生活に対して不安が大きくなり、自律神経が乱れてきます。

自律神経の乱れは、精神的不安をもたらしむち打ちの症状がひどくなることが考えられます。

そのような場合、注射を打つことで痛みを落ち着かせ、精神面を安定させることは大切なことです。

しかし、痛みが落ち着いても痛みの原因となった骨格のズレや筋肉の緊張が治るわけではありません。

一時的に症状が落ち着いたとしても、身体の状態を元に戻さなければ、永遠と注射に通い続けなければならなくなる可能性もあります。

そのため、注射を打って痛みが落ち着いたとしても、骨格や筋肉に対する施術を行うことが大切です。

まとめ

むちうちに対する治療法の1つに『注射』があります。

交感神経に直接麻酔薬を打ち、痛みやしびれなどの症状を抑えるものです。

神経の興奮を抑え、腫れや痛みを落ち着かせる治療法ですが、交通事故による衝撃によって骨格が崩れたものを整える作用はありません。

併せて筋肉をほぐし、骨格のバランスを整えることで交通事故によって衝撃を受けた身体を元から改善することに繋がります。

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